偏頭痛とセロトニン
頭痛と大きく関係している体内物質に「セロトニン」があります。このセロトニンという物質はどのような働きをするのでしょうか。セロトニンは、細い血管を拡張させて、主に、太い血管を強く収縮させる働きがあります。セロトニンが減ってくる事で、太い血管が収縮していたのが広がっていきます。そして、急に血流が良くなっていきますので、偏頭痛が起こってくることになります。
また、偏頭痛の時にセロトニンを投与しますと偏頭痛が治まってきます。しかし、血流が良くなっているのにセロトニンをあえて投与して、偏頭痛を強制的にストップさせることは、体にとっては良くないように思います。また、セロトニンの投与時の濃度が問題となってきます。既定の濃度をいきなり低下させると、頭痛を必ず起こすことになり、反対にセロトニンの濃度が高いと、偏頭痛を治してくれます。
ちょっと難しいかもしれませんが分かり易くお話ししますと、もともと頭痛と言うものは、肩や首が凝ってしまうことで始まります。要は筋肉が硬直してしまうことで血流が悪くなります。しかし、何かしらリラックスしたことで、これまで悪かった血流が改善されてどっと流れ出していきます。この血流が良くなることで偏頭痛が起きてくると言った内容になります。
こう考えていきますと、偏頭痛が起きたからすぐに薬に頼るのはよくないようにも思えます。確かに、頭痛薬は速効性があって効果を発揮してくれます。ですが、偏頭痛自体治療しなければならない病気なのでしょうか?そもそも、血流が悪くなっていたところへ血液を流しているから偏頭痛が起こってきます。これは、体を回復させている過程と言っても過言ではありません。
